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オンラインパチスロサービスで活用したサービスや資料の公開 後編

実機を使ったオンラインパチスロサービスプレリリースイメージ

オンラインリアルタイムパチスロサービスの開発

2020/7/6
サービス復活の活動を元メンバーと一緒にはじめました。
詳しくは、この記事の最後をお読みください。

文章量が多くなってしまったため、記事を前後編に分けさせていただきます。
こちらは後編です。前編からお読みください。
オンラインパチスロサービスで活用したサービスや資料の公開 前編

前編では企画段階~オープンまでの流れと共に、サービスや資料を公開致しました。今回はその続きから始めます。

目次
  1. 利用時期別サービス
  2. サービス再始動プロジェクト
  3. 株式会社銭内堂の取り組み

利用時期別サービス

キックオフ後に利用したサービス

cacoo(ビジネスモデルの整理、プロジェクト体制など作図)


作成資料の一部 ※ぼかしを入れております

オンライン作図ツールのcacooはオンラインパチスロサービス(以下、サービス)のデモサイトにおけるワイヤーフレームの制作やプロジェクトの組織図、システム構成図(ネットワーク図)、サービスのフローチャートなどで活用させていただきました。

サービスフロー

prott(リリース前のデザイン機能共有、フィードバック)


オンラインパチスロサービスのページ一覧

 prottはデザインした画像を、サイトと同様に動作させることができ、リンクの確認などが行えます。
 
 3チームに別れて開発を行っていましたので、それぞれの動作チェックやレビューを円滑にすすめることもできました。また、経営層やデモの代わりとして社外の人間へのプレゼンにも活用できたので非常に助かったサービスです。特に社外の方へプレゼンモードでお見せすると、効果は抜群で紙ベースのプレゼンよりも反応がとても良かったのが印象的でした。

Balto(デバッグ時のフィードバック 現在サービス終了)


こちらはスクリーンショットや動画をとってコメントしあえるツールです。
上述のprottと同じくGoodpatchさんが提供されているサービスです。

このツールは開発時にデバッグ用ツールとして活用させていただきました。
メンバーのスマホにこのアプリを入れてもらい、サービスを操作しながら気になったところのスクリーンショットや動画を撮影し、メンバー内で共有する。という感じで利用していました。バグの再現手順やボタンの配置、動作チェックなどこのツールのおかげでメンバーは楽しみながらデバッグやUIチェックなどを行っておりました。

サービスが終了するまで利用させていただいたのですが、今でもサービスの終了を残念に思います。

slack(連絡、データ受け渡し、レポート作成)


slackは説明不要のサービスかと思います。
サービスではできるだけ作業の簡略化を推し進めたいと思い、スラックとほかサービスを連携させ、議事録の共有やアクセスレポートの提出、公式ツイッターのツイート抜粋なども利用しておりました。

ただ、メンバーによっては絶対にLINEでなければだめだ。というメンバーもおりまして、スラック上で自動送付している情報を送り直すという面倒なパターンもありました。最初に利用ツールを決めてしまい、それ以外は使わない。というルールを決めてしまわないと、送り直しや連絡漏れなどの面倒な事が発生してします。

Skype(オンライン会議、プレスリリースのリアルタイムプレゼン)


会社が新潟にあるため最初はオンライン会議が多くありました。
前編で紹介したgijiで事前に決議事項を取りまとめ、進捗の確認と、誰がいつまでに何をするのか、タスクを割り振りました。

サービスの発表会をプレスの皆さまを集めて行ったのですが
その際、遊技台が設置してある栃木県のスタッフとスカイプをつなげながら操作を行い、リアルタイムで遊技機が操作されていることをプレスの皆様に証明しました。実際に見ていただくと反応も大きかったです。
下の写真はその時の様子です。

リリース後に利用したサービス

Cloudsign(素早く契約したいときなど)


クラウドサインはオンライン上で契約を取り交わすことができるサービスです。
こちらは機密保持(NDA)の契約で活用しました。
いろいろな業種の方が訪ねてくださり、いろいろな話をしたのですが
その際にNDAを取り交わさないとお話できないことも多々ありました。
契約が機会を無駄にしてしまうのは、とてももったいないことです。そこで、こちらのサービスを利用して、その場で契約を行い円滑に話を進めました。大きな取引にはやはり紙ベースではないと安心できない。とおっしゃられて断られてしまいましたが、機密保持など迅速さを求める場合には非常に助かるサービスでした。

Google PageSpeed Insights(ページ表示速度テスト)


当初は役割に応じて、クラウドとオンプレミスのサーバーを兼用しておりました。静的なコンテンツを配信するのはオンプレミスのサーバー側だったと認識しております。サーバースペックはかなり良かったのですが、若干表示速度が遅かったです。原因を探ると、画像の重さでした。デザインとの連動で齟齬があり、かなり無駄にページ速度を落としておりました。

そこで、こちらのサービスを利用して表示速度の改善に取り組みました。

※当社の別の記事でWordPressを利用したサイトの表示速度の改善について書いております。WordPress以外でも参考になる部分がございますので、ぜひお読みください。WordPressサイトの表示速度改善フロー

Googleフォーム(顧客満足度のアンケートなど)


βオープンの参加申込みやプレスリリースのユーザー参加などの申込みや、ユーザアンケートなどに積極的に利用させて頂きました。
リアルタイムに回答が集計される点や、細かいカスタムが出来る点、すぐに作れる点などが良いところです。
ですが、集計後のレポートは社内の資料として利用するには物足りない点が多く有り、その加工も難があります。大規模なアンケートには別のサービスを利用した方が良いかもしれません。※後述するGoogleデータポータルを利用する事で、作業は必要になりますがレポートの再加工は必要なくなるかもしれません。

Google データポータル(レポート共有)


グーグルのサービスをはじめとした様々なデータを取込み、自分でカスタマイズすることでデータのビジュアライゼーションする事が可能です。アミュライブでは自動で社内のレポートを作り共有しておりました。

こちらのサービスを利用することで、上記のグーグルフォームのレポートもリアルタイムに関係者へと共有出来るはずです。

※下図は利用していたアクセスレポートの一部です。
こちらは現在データの連動が停止しているため、このような表示になっております。

Metabase(データ可視化)


オープンソースのデータ可視化ツールです。こちらも上述のGoogleデータポータルと同じように、データを取り込んでデータを見やすくする(そしてデータからの気づきを得やすくする)サービスです。

サービスではこのMetabaseを利用してフランチャイザーに対して、自分のお店の数値がリアルタイムにどうなっているのか、担当者レベルのレポートと経営層のレポートを用意して提供致しました。

このツールはフランチャイズ向けの機能実装が遅れている中、代替案として、私が突貫で作りました。
CentOSのホスティングサーバーにインストールして手元にあったCSVファイルからおおよその必要なレポートを作成しました。
その際にはフランチャイズ担当者の方にご協力頂き、一緒にデータの作りこみを行ないました。いったんは半自動化で確認をとり、自動化を行なった上でフランチャイズの皆様にお渡しする予定だったのですが、その前にサービスが終了となってしまいました。ご協力頂いたご担当者様を始め、フランチャイズの皆様にお届けできなかった事が今でも悔やまれます。こちらをお渡しして皆様に喜んで頂きたかったです。

以上でございます。
私個人としても、とても思い入れのある仕事でした。
様々な方に支えて頂き、時には厳しいお言葉を頂戴しました。本当に得がたい経験でした。

お世話になった皆様(遊んで頂いたユーザーの皆様も)へ何かの形で恩返しをしていきたいと考えております。その気持ちを実現したいと考え、後述のサービスの再始動プロジェクトにつながったのだと思います。宜しければ是非、下の文章をお読み下さい。

お読みくださり、ありがとうございました。
以下、冒頭のサービス復活についてです。

サービス再始動プロジェクト

このブログの記事が、サービスをよく遊んで頂いていたユーザーの皆様に見ていただけたようで、その事を元プロジェクトメンバーから連絡もらいました。
こんなに嬉しいことはないです。

それと同時に、サービスを楽しんでくださっていたユーザーの皆様に満足いただけるサービスまで持って行けなかったこと、またサービス自身を提供し続けること、期待に答えられなかった事が本当に悔やまれます。

開発済みで、あとは実装するだけ。という機能も多くありました。
それらを持って、ユーザーの皆様へサービスの新しい楽しみや驚きをご提供したかったのです。それができなくて本当に残念でした。今でもこうしたら良かった、あの時の決定は正しかったのか。と考え続けております。

今綴った気持ちを、元メンバーと話していたのですが
皆同じ気持ちだったようです。
自然と”もう一度サービスを始めよう”と声が上がりました。

我々はオンラインリアルタイムパチスロサービスを始めたいと考えます。ただ、一から作るのではなくアミュライブで出来なかったこと、やりたかったこと。求められていたことを盛り込んだサービスとして提供したいと考えております。

現在、クラウドファンディングの立ち上げを進めております。

私も、もう一度全力でこのプロジェクトに取り組みたい。と参加することにいたしました。

そこで、この記事にもアナウンスをさせていただきました。

続報はこの記事か新しい記事として作ります。
またクラウドファンディングの紹介はでき次第、この記事にも記載いたします。

株式会社銭内堂の取り組み

株式会社銭内堂(ぜにないどう)では新規プロジェクトの立ち上げにご協力します。
当社はお客様の目的とビジョンを達成するために必要な役割の中で、マネジメントやディレクション、Web、マーケティング、プロモーション、映像制作等必要に応じて活動いたします。
ご質問等ありましたら、お気軽にご相談ください。

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